2012年12月5日水曜日

12月3日練習

  2日の日曜日に三原順子議員(自民党)、翌3日の月曜日(サンボ練習日)には野田佳彦現総理

(民主党)がそれぞれ川口駅にいらして街頭演説をされたようです。

関心はあるのですがどちらの演説も残念ながら事情により聞く事が出来ませんでした。

対極する?政党の論戦、出来れば2夜連続で聞きたかったですね。 

個人的に 金八先生に出演されていた時代の三原順子氏をテレビで観て覚えているので

生で拝見したいなぁと思っておりました。


さて昨夜の練習は幾つかの関節技術の反復練習と投げ込み、スパーリングという内容でした。

特に変わり映えする内容ではありませんがひとつひとつをしっかり体得する事を課題としています。

最近サンボを始めた方は、人間を投げる感覚、投げられる感覚をしっかり基本から身に付けて欲し

いと思います。寝技、関節技ではどのように施したら人は動けないのか、関節が極まるのかを理解

して欲しいと思います。

攻撃が表だとすれば防御は裏と言えるかもしれません。

技術に潜む原理原則を理解しその理論を理解すれば競技者としても大きく成長できるものと

信じています。 

理論とは言い換えれば「基本」ということになるでしょう。

基本の大切さは皆さん重々御承知の事と思いますが、これからの選手生活の中で

迷った時や、考えあぐねた時、どうも最近不調だと言う時にそれは「帰る処」でもあると思うのです。

基本に帰ってみた時、気付かぬうちに忘れていた大切な事や慣れの中でプレイしていた自分に気

付く事もあるでしょう。

サンボのようにその闘い方が多様な競技では選手個々の技術における基礎理論は当然異なるで

しょう。 その為自身の技術の基礎理論は自身しか知り得ない、あるいは闘い方の公約数を持つ者

間において共通の「基礎・基本」となるのではないでしょうか。

理論を考える、紐解く癖を付けると闘いにおけるサンビストとしての対応力向上にも繋がります。

相手と同様の攻撃方法は身に付けていなくても相手の技術を解析する目を持つことによって無策

で闘いに臨むより試合を数段有利に運べる事もあり得ます。

「ではどうすれば投げられずに攻撃を防げるのか、極められずに逃げられるのか」の対応方法も

次第に判ってゆくことでしょう。 返し技然りですね。 

原理原則、理念と言ったものを追い求める姿勢は安全性を保つ事にも繋がります。

格闘技に怪我は付き物かも知れませんが防げる怪我も実は沢山あるのです。

技をどのように掛けたら相手に怪我をさせる事無く制する事が出来るか。

どう動いたらより安全か、危険か。

稽古を積む過程で急ぐ事無く、唯 「果たして技術としてこれでよいのか」を考え続け 

体得していって欲しいと考えます。

本日練習に参加して下さった 本川選手、栗原選手、丸島選手、鈴木岳男選手、松嶋会長

森田さん 大変お疲れ様でした。

また一緒に練習しましょう。

追伸:9日の日曜日は「不定期合同強化練習会」です。合同練習は13時から。

    マットは10時から用意します。

    「13時まで待てん!」なひとや「演武をやらせてくれ!」な方

    「サンボもやりたいがレスリングをもっとしたい」な渇望系なひと

    「準備を是非お手伝いさせてくれ!」な貴重且つ心優しい方 

    皆様ひっくるめて心よりお待ちしております。