2013年7月9日火曜日

7月8日練習

  ひと月くらいのご無沙汰でしょうか。

猛暑や雷雨など天候が激しく変わる中練習に来て下さっている皆さん 本当にお疲れ様です。

サンボなどに携わり日ごろ運動で汗を流していらっしゃる方々は恐らくご自身の体の調整方法など

をお持ちでしょうからさほど心配は実はしていませんが 運動から遠ざかり最近は汗を流す機会を持た

れていない方、注意していきましょうね、体温調節機能。

さてここ数回にわたって練習した内容ですが 組み手を操作してからの脚(踵)取り、 朽ち木倒し、

そしてタックルでした。 全て下半身への攻撃です。

下半身への攻撃ですが どれも相手(主に上半身)をコントロールして より攻撃し易い状態にしな

がら、確率を上げてから仕掛けています。

下半身への攻撃といってもまずは相手を巧みにコントロールすることが成功の為の鍵と言えるでし

ょう。

中でも8日の練習では朽ち木倒しに絞って皆で研究、練習しました。

犬飼選手が久し振りに顔をだして下さいましたので 氏の得意技の一つである朽ち木倒しを

披露して頂いた訳ですね。 氏の大切な試合でも結果を出している、生きた技術です。

この技を成功させる為にいくつか大切なポイントを挙げてくれましたが皆さん 覚えましたか?

忘れてしまっては勿体無いですからね。 メモにでも残してしっかり自分のモノにしましょう。

そして、これらの技を使わない選手でも「そういう技を使う選手を相手どった場合」に備える為に

この技のどこが要点なのか、どうすれば防げるのか、を識っておくことはサンビストとしての対応力

を高める為に非常に重要です。 

皆で意識を高めて研究して参りましょう。

また この日は田中康弘氏も顔をだし, 同じく朽ち木倒しを披露してくれました。

形は酷似していますが力の作用するベクトルが異なります。 

こちらの方法はサンボの教本にもよく掲載されているタイプです。

しかしどちらも朽ち木倒しです。 ひとつの名称の技術でも複数の原理が存在する訳です。   

はじめて見る方 習う方は捉えづらかったかも知れませんが 練習するのはどちらでも構わないと

考えます。 ご自身の中で 自然な しっくり来る形が出来あがると思いますので色々試行錯誤して

みて頂けるとよいでしょう。

犬飼、田中 両氏とも素晴らしい技術、ありがとうございます。

同じサンボをプレイする選手でも サンボを 「投げる」イメージで捉えてらっしゃるかたもいれば

「相手の足にアタックする」イメージで捉えている方、また、「極める」イメージが強い方など様々か

と思います。 どれにも正誤は無いと言えるでしょう。どれもサンボの一側面ですから。

昨日練習した技術も下半身への攻撃手段ですが 足への攻撃をイメージされてる方には大変有効

な技術かと思います。是非習得に励まれんことを望みます。 

そして、繰り返しになりますがそういった技術を使わないまでも対策として研究を済ませておくことは

サンビストとして大変重要なことでもあると改めて記させて頂きます。

練習に参加して下さっていた

丸島選手、細木君(首大丈夫?)、斎藤選手、小倉選手、栗原君、ヌマタ選手、上原忠博選手、

田中さん、上原君、清水選手、鈴木岳男選手、鈴木康裕選手、犬飼選手、森田さん、松嶋会長 

大変お疲れ様でした。 また一緒に練習しましょう。